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 泌尿器科の病気は 腎臓 / 尿管 / 膀胱 / 前立腺 / 尿道 / 陰茎 / 睾丸 などの病気に対して診断、治療する診療科です。

腎臓・尿管

検診などで腎機能が悪い、尿から蛋白や血尿が出ていると言われた。腎臓が腫れていると言われた。おしっこの量が少ない。身体がむくむ、足がはれる。突然腰が痛くなる。腰が痛く高熱がでる。血尿がでる。

膀胱

排尿時、排尿後痛い。おしっこが近い。残尿感がある。血尿がでる。おしっこが臭う。尿が漏れる。トイレに間に合わない。

前立腺

おしっこが出にくい。勢いが弱い、時間がかかる、ちかい、もれる。
おしっこに行きたくなったらがまんができない。夜中に何度もトイレに起きる。排尿後まだ残っている感じがする。股の間(会陰部)に不快感や圧迫感がある。

尿道

おしっこをする時焼けるような痛みがある。膿が出る。

陰嚢内容 陰嚢が大きくなった。睾丸の大きさが違う。触れると痛い。痛くて熱がでる。

男性編


前立腺肥大症

前立腺は膀胱のすぐ下で尿道をドーナツ状にとり囲むように存在し、その大きさはクルミ大で約20g程度です。前立腺肥大症とは前立腺が大きくなり尿道を圧迫し狭めることで

1)尿が出にくい。
2)排尿の時間がかかる。
3)排尿時尿が途切れる。
4)おなかに力を入れないと尿が出ない。
5)尿が近い。
6)睡眠時に何度もトイレに起きる。
7)トイレに行く前に間に合わず尿が漏れてしまう。
8)排尿後まだ尿が残った感じがする。

等の症状が出現します。
50歳代からはじまるとされ、50歳代で50%、60歳代で60%、70歳代で70%、80歳代で80%の男性が前立腺肥大症であるといわれています。
治療は薬物療法、手術療法と症状の程度と前立腺の大きさにより代わってきます。

あなたの排尿状態をチェックできる質問表であなたが前立腺肥大症であるかを自己診断してください。
前立腺肥大症の可能性が高い方はぜひ受診されることをお勧めします。

国際前立腺症状スコア(IPSS)
どのくらいの割合で次のような症状がありましたか まったくない 5回に1回の割合より少ない 2回に1回の割合より少ない 2回に1回の割合くらい 2回に1回の割合より多い ほとんどいつも
この一ヶ月の間に、尿をした後にまだ尿が残っている感じがありましたか 0 1 2 3 4 5
この一ヶ月の間に、尿をしてから2時間以内にもう一度しなくてはならないことがありましたか 0 1 2 3 4 5
この一ヶ月の間に、尿をしている間に何度も途切れることがありましたか 0 1 2 3 4 5
この一ヶ月の間に、尿を我慢するのが難しいことがありましたか 0 1 2 3 4 5
この一ヶ月の間に、尿の勢いが弱いことがありましたか 0 1 2 3 4 5
この一ヶ月の間に、尿をし始めるためにお腹に力を入れることがありましたか 0 1 2 3 4 5

  0回 1回 2回 3回 4回 5回
この一ヶ月の間に、夜寝てから朝起きるまでに、ふつう何回尿をするために起きましたか? 0 1 2 3 4 5

IPSSは自覚症状の評価に有用
0〜7点 軽症    8〜19点 中等症    20〜35点 重症


前立腺癌

排尿障害などを主症状とし泌尿器科を受診された患者様は、その原因が前立腺疾患であることが多く、当院でも前立腺疾患、具体的には前立腺肥大症、前立腺炎、前立腺癌の精査、鑑別を行っています。
前立腺癌の精査のひとつとして血液検査による前立腺特異抗原(PSA)を測定しています。これは前立腺の腫瘍マーカーといい前立腺に癌が生じている場合はこの値が正常値よりも高値となります。ただし前立腺肥大症、前立腺炎でもまれに高値となることもあり、前立腺特異抗原(PSA)が高い場合は癌の疑いがあると考えさらに詳しい検査が必要となります。このための検査が前立腺針生検です。
前立腺針生検は前立腺に針を刺し前立腺組織を採取してこれを顕微鏡で観察し癌細胞が存在しているか、存在していないかを診断する方法です。仙骨硬膜外麻酔というお尻からの麻酔で針を刺す部分を無痛にして前立腺に針を刺し組織を採取します。検査自体は10分で終わります。麻酔も局所に効かせるため検査後よりすぐに歩け、食事も可能です。確立された検査で特に合併症もないのですが、まれに血尿が認められ、熱が出たりすることがあるので、当院では検査をした当日は様子観察の必要から、1泊2日の入院で行っています。
前立腺癌はこの前立腺針生検のおかげで症状のない早期の時期に発見されるようになり恐ろしい病気ではなくなってきています。

前立腺癌の疑いがあると診断された患者様はこの検査を行い自分が前立腺癌なのかどうか診断が必要です。


女性編


腹圧性尿失禁

尿失禁とは自分の意志に関係なく尿がもれることであり、いくつかの尿失禁のタイプがありますがその中でも一番頻度が高いのが腹圧性尿失禁です。約7割を占めています。咳やくしゃみ、重いものを持つ、運動する等お腹に力がかかった時に尿が漏れる疾患です。
尿道を支える筋肉群の力が弱くなることが原因で、過去の妊娠や出産の経験、骨盤内の手術の既往、閉経による女性ホルモンの減少や加齢によるとされています。治療としては体操や薬物療法、手術療法があり比較的簡単な治療で効果が認められるためぜひ受診されることをお勧めします。


男性女性編


過活動膀胱

過活動膀胱とは2002年に定義された新しい症状症候群であり、その症状は

  1. もれそうで我慢できない突然起こる強い尿意
  2. トイレが近い、夜間寝ているときにもトイレに起きる
  3. トイレに間に合わず尿が漏れる

以上のような症状がひとつ以上あれば過活動膀胱の疑いがあります。これらの症状を加齢のせいだとあきらめている方が多いのが現状です。過活動膀胱は薬物療法、行動療法(膀胱訓練、骨盤底筋体操など)、生活指導(水分摂取の方法など)などの治療法でとても効果があり改善する疾患です。あなたが過活動膀胱であるかどうか自己診断できる以下の質問表(過活動膀胱症状スコア)でチェックしてみてください。過活動膀胱が疑われたら受診されることをお勧めします。


過活動膀胱症状スコア(OABSS)
質問 症状 頻度 点数
1 朝起きたときから寝るときまでに、何回くらい尿をしましたか? 7回以上 0
8〜14回 1
15回以上 2
2 夜寝てから朝起きるまでに、何回くらい尿をするために起きましたか? 0回 0
1回 1
2回 2
3回以上 3
3 急に尿がしたくなり、我慢が難しいことがありましたか? なし 0
週に1回より少ない 1
週に1回以上 2
1日1回くらい 3
1日2〜4回 4
1日5回以上 5
4 急に尿がしたくなり、我慢できずに尿をもらすことがありましたか? なし 0
週に1回より少ない 1
週に1回以上 2
1日1回くらい 3
1日2〜4回 4
1日5回以上 5

質問3の点数が2点以上、かつ全体の合計点が3点以上であれば、
過活動膀胱が強く疑われます。


腎不全

何らかの原因で腎臓の働きが悪くなり、体内の老廃物を排出できなくなる状態を腎不全といい、短期間で急激に発症する場合を急性腎不全、長い時間をかけてゆっくりと進行する場合を慢性腎不全といいます。
急性腎不全は初期症状もはっきり出るためすぐに診断できより早く適切な治療をすれば腎機能は回復します。一方慢性腎不全は進行性の病気で悪化した腎機能が回復することはほとんどありません。
慢性腎不全の治療はいかに腎機能低下の進行を遅らせるかが重要であり、腎機能を悪化させる高血圧、貧血などの改善がポイントとなります。軽度な腎機能低下では無症状であることが多く、血液検査で血清クレアチニン(Cr)を測定することで診断することが必要です。血清クレアチニン(Cr)は筋肉からでる老廃物です。腎臓が正常に働かなくなると尿中に排出されず血液中にたまるため、その量を測ることにより腎臓の機能を調べられます。腎機能の低下を知るために、日常の診療で最も使われている指標です。
下表で血清クレアチニンの値でどのくらいの腎機能であるかを自己診断できます。ぜひ試みてください。検診などで腎機能が低下していると指摘された、からだがむくむ、足がむくむなどがある方はぜひ受診されてください。


病期 正常 保存期/腎不全期 末期腎不全
血清クレアチニン値
(mg/dL)
0.5〜1.2 2〜3 5〜 8以上
腎機能の程度 100% 30%〜50% 15% 10%以下
治療法   食事療法
薬物療法
透析療法
腎移植

 

診療科目
泌尿器科・腎臓内科・人工透析・皮膚科

診療時間
午前9:00〜12:30 午後14:00〜18:00
※人工透析は夜間11:00まで施行あり

 
午前
午後 - -

日曜日・祝日は休診日です。
※緊急の場合にはこの限りではありません。

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